NURO光の導入顛末記

NURO光の導入顛末記

7月中旬に申し込んで、ひかり電話の番号ポータビリティを含めて、終わったのが9月10日。 約2か月にわたってNURO光の導入と大奮闘したのでその結果とNURO光のメリットデメリットをまとめておきます。  最後に【結論】があります。

NURO光の導入の動機

15年近く使っていた 100メガEO光を、最近接続が時々切れるようになったのでサポートに来てもらったが、これはサポートは単に接続のサポートでこういうのは手に負えないということであっさり帰ってしまいました。以前からスピードも遅いし不満に思っておりましたし、あと300円で1ギガになるのですが、その300円も非常に微妙。 それとIPv6対応するには別機器が必要です。 これは無料ですけど、TAとこのIPv6のボックスとルーターONUとはあまりにも機器の数が多いし消費電力もバカにはなりません。

スピードに関しては最近やたらと速くなってピークでは理論値の100メガを記録するときもあります。 これは以前はせいぜい50メガだったのですが、これはユーザーが1ギガに移行したのと、おそらく100メガのユーザーが減ってきたせいではないかと思っております。 もちろん設備の増強もあるんじゃないかと思います。

Eo光は ONU とルーターが別々になっていて、たまたまONUを外線引き込みのところに置いておく事にしたので、そこからルーターまで20 m ぐらい CAT 5のケーブルを引いておりました。 15年前なのでCAT5ぐらいしかありませんでした。 これで1ギガは心許ないので張り替えたかったのですが、すでに配管がぎちぎちで入れ替えることができませんでした。これがネックだったのですがファイバーなら通るということがに気がつきまして光ファイバーをずっとリビングのルーターまで引き込むことにしました。 ファイバーケーブルは細くて腰がありますので、多少の配管なら後でも楽に通せます。後で考えると Eo光でもこれは可能だったわけで 特に NURO光 が優れているわけではありません。

ただ後で述べますが NURO光 はルーターに光ファイバー直結なので、これも速い理由の一つだと思います。

ユーロ光の料金とキャッシュバック

NURO光は代理店がたくさんあってどこでもキャッシュバックを謳っております。 今回のように乗り換え元のプロバイダーの違約金も負担してくれるところもあります。まあ総じて金額は4万円前後ですのでどうしようか迷ったのですがキャッシュバックと言ってもNURO光とその代理店の2箇所に請求しないといけない場合があるし、キャッシュバックと言ってもいつ払い込まれるのかハッキリしません。それでその時に関西特定でキャンペーンをやっていた明快に安くなる月980円の方を選択しました。

あとの料金は一般的でひかり電話が関西ですと300円で、関東500円。 通話料はそれなりです。 ソフトバンクのケータイ通話がゼロになるホワイトコール24が使えるのがメリットだと思いますが。近親でソフトバンクを使っているのが居ないので、無用になりました。

後で述べますがまあNURO光はスピードに比べてまあ安いと言うか、それなりだというふうに思います。 ただ2ギガと言っても2ギガが出るわけではなく通常500メガとか600メガ、速いところで700から800メガ程度ではないでしょうか。1ギガというのは通常のハブとかとかケーブルの上限が1ギガですので 1ギガ 以上出してもしょうがないんだと思います。

ただルーター直結の Wi-fi ですと1.3ギガぐらいまで対応してるので出る可能性がありますが1ギガ以上出たという報告は今まで見たことがありません。 従って1ギガの通常のフレッツのような一般のタイプでも基本的には問題ないと思います。 そう考えると今は料金的にはまぁこんなもんかという感じであります。

NURO光の工事

NURO光は導入に時間がかかるということで有名ですけども、その原因は宅内工事と宅外工事が分かれていることです。 宅内工事は電話で申し込むと明日とか明後日とか言うレベルで手配してくれました。 これはサポートのオペレーターによると電話が一番速いということで電話にしてくださいと言われました。 おそらく契約ごとにオペレーターの歩合もあるんではないかと推測しております。

宅内工事はNUROが、宅外工事は NTT がやります。 なぜNTT かと言うと、NTT のダークファイバーを使うようなので、この工事は NTT がやらないとできないみたいです。 今回の場合は200mくらい離れた電柱からずっと引っ張ってきて宅内工事で設置した引込線のところの中継機のところまで配線するということになります。 これもだいたい1時半とか2時間です。

宅内工事が終わるとNTT工事日を教えてくれましたが、 間にお盆休みを挟んだとは言え、ひと月先になってしまいました。宅内工事はあらかじめ通す配管を全部調べて通るようにし通らないところは自分で P 管を布設して壁のコンセントまで行けるようにしてあったので、工事は非常にスムーズに進みました。 ただ工事に来た人が少し手際の悪い人で意外に時間がかかりました。

 

開通試験

これで宅内工事はケーブルの光の状態を両端で調べて終わりということになりました。 NTT の工事では、引き込み線の中継器の所で光強度を測って終わりということになりました。 従って通しの開通テストはありません。 自分でやれということですけどもキャンペーンで無料の最終確認のサービスがあるようですけども、そういうアナウンスもなく後で気がつきました。 しかしわざわざ来てもらうまでもなく開通しました。 NTT の光ファイバーをつないだ瞬間にもう繋がってるという感じでした。

 

NURO 光電話

これで8月下旬にネットが繋がりましたが、問題は光電話の工事です。 我が家ではアナログ回線とEoの IP 電話回線の2回線使っていました。アナログをメインの電話で使っておりましたけども、よくよく考えると何もこれを使う必要がなく IP 電話の方が機能が高いので、これをメインに使うことしましたした。従って入れ替えることになったのですけども、これがなかなか大変で、まず最初にEoから引いた IP 電話の番号ポータビリティは発番はEoでしてしまったので、これは移動できず、この部分の電話番号は新たにNTTからアナログに変更して発番した番号に変わってしまいました。

NTT の工事は一週間ぐらいであっという間に終わりました。 もともと線が引かれてたので、それの確認をするだけだったと思います。

問題はメインで使っていた電話番号ですが、これは自分でも忘れてたのですけどもずっと大昔に平成電電というのがあってそれで NTT から切り替えて、その後平成電電が潰れたので、今度ソフトバンクに切り替えたという経緯がありました。ソフトバンクテレコムが運営する NURO 光電話はソフトバンク同士の電話の切り替えには番号ポータビリティは出来ないそうです。

したがって一旦 NTT に戻せという話になりましたがNTTのアナログ工事も必要で大変だと思ったので、とりあえず空きになった Eo 光電話にこの番号を移動しました。 これはあっさりと10日ぐらいで移行できました。

この状態にしておいて今度は NURO 光IP電話を移行しようとしたのですが月末にならないと、その移転情報が反映されないというようなことになって結局8月末まで待つことになりました。 8月末の時点でやっと工事がスタートして工事日が決まって8月9月に工事が終わりました。

8月9日の早朝にたまたま起きたので見てみたら、もう繋がっていました。 その後は連絡がなかなか来なかったので、またサポートに電話したのですけれども最終的に連絡が来てマイページにも反映されて9月10日にやっとすべてが完了しました。

NURO光の TA

TA というのはテレフォンアダプターのことですが、これが意外と良く出来ていました。 説明書がほとんど読まなかったのですけども改めて読んでみたら、従来の使用中の電話回線を接続するポートもついていて、IP電話がつながらない場合は従来の電話回線を通じてつながっていて、IP電話が繋がった状態で自動的に切り離すようになっているみたいです。従って見かけ上シームレスで電話が少しも途切れずに分からない間に切り替わるということになりました。

これは非常によく出来てると思いますだから電話の工事を完了待って繋ぎ変えるというようなことはしなくてよいことになります。 サポートでは何回も電話したがこう言う説明はなかった。

 

NURO 光電話の機能

NURO 光電話は機能的には高くなく、通常のアナログ電話の機能とほぼ同じではないかと思います。 先ほど述べたように関西では基本料金が300円プラスオプションをフル装備するとこれが900円でトータル1200円というのはフル装備ですと安いんじゃないかと思います。 基本的に受信拒否とか出来るのですが、すべて電話のプッシュボタンからの操作になってあまり使い勝手は良くないです。 電話回線も1回線しか取れません。 他社では2回線取れるようなところもあり、もっと多く取れるサービスもあります。 FAX 受信サービスのあればいいんですが、これも当然ありません。

だからインターネット接続サービスにはそんなに差異が無いので、 IP 電話を活用しようという方は IP 電話の機能を良く調べた方が良いと思います。 私はもう少し調べておけば良かったと思いますが、後で気が付い後で電話を本格的に使うということにしたので 検討ができていませんでした。

 

NURO の IPv6対応

当然 IPv6に対応してるのですが  IPv 4との接続は V6プラスではなくてPPPoEらしいので、その部分は高速ではありません。 しかし NURO の言い分はトータルで速いからOKということなんですが、特定のv4しかサポートしていないサイトに繋ぐ場合には遅くなる可能性があります。 したがって IPv6プラスをサポートしてるほうが良い場合もあるようです。 NURO光は2ギガと言っていますが2ギガは絶対出なくて1ギガ で十分なので他社とこの点でも比較した方が良いと思います。ちなみにSo-netは IPv6プラスらしいのでシステムがまったく違うようです。  IPv6・IPv4とは? IPoE・PPPoEとは? その違いを解説

 

海外 IP 問題

最近特に話題がぶり返してるようですが NURO はドイツの IP を買ってそれを使ってるみたいです。 したがって登録そのものは日本になっているのですが古いシステムではまだドイツやヨーロッパという登録になってるのが残ってるらしく、それを参照しているアプリサーバーに関しては海外 IP と判断されてセキュリティ上接続拒否される場合があるみたいです。

実際に私の使っているサーバーは smtp 送信は海外 IP と判断して繋がりませんでした。 おかしいと思ってよく調べたらそうなっていたのですが、さすがに海外 IP の接続拒否を外す設定があってそれを外せば動くようになりました。 他でもゲームのサイトとかいろんなサイトで動かないという報告が結構出ています。

これは非常にややこしい問題ですが、NUROはすべてのサーバーに繋がる保証をしているわけではないという風に居直っていて、ちょっとそれは言い過ぎですけど、NURO光の全責任があるというわけではないみたいです。 この海外IP問題があるので特別なサービスを使われる場合はよく事前にチェックした方が良いと思います。

話の通じるサービス会社であれば連絡すればそこの設定を外した外してくれることは可能みたいですが、すべてがすべてやってくれるわけではありませんないみたいです。

 

NURO光の IP ガチャ

一般的な PPPoE のシステムでは1度 PPP が切れるともう一度ログインし直すのでその時点で IP が切り替わりまが、NURO光の場合は常にずっと切れるということがないので電源を切ったとしてもまだ繋がってる状態で IPは割り振り直しはしません。1日ぐらい落としておくと、やっと IP は変わるみたいで、先ほどの海外 IP を避けようとこの IP ガチャをやってる人がいるみたいです。

しかしいくら変えても海外 IP からは抜けないみたいです。逆に言うと IP は半固定なのでわざわざ料金を払って固定 IP にすることも無いと言うことになりますが、直接 IP で使う場合は良いのですけども、やはり URL でアクセスするとなるとどこかで DNS をかませないといけないので、DDNSのサービスに入って、パソコンを立ち上げたときにそれで更新をかけるということで十分だというふうに思います。

最近は無料の ddns がなくなってきて有料しかもそれも結構高くなってきたのでですけども、やはりこれは使わないとどうしようもないです。 だいたい数十アドレスで年間5000円ぐらいで済んで月800円の固定 IP を払うのであれば有料の ddns の方が安いことになりますというせいかどうか知りませんがルーターには ddns 更新の機能は付いておりません。

 

サポートについて

サポートは基本的には電話しかいないので電話を使おう繋がるまで待たないといけませんよくあることです。 これはサポートする人によりますが契約する担当のサポートは基本的に女性が多くて結構しっかりしています。

問題はテクニカルサポートでこれがまったくダメです。 ほとんど素人みたいな人が出てきます。 それで安心サポートという月額300円で月一回だけ無料になるサービスがあって、これは私の場合は非常によくわかった人が出てきて助かりました。 リモートログインしたので話は通じやすく、非常に有益でした1回を過ぎると1回あたり1200円かかりますが、これくらいの値段でちゃんとしたサポートを受けられるのであれば、非常に良いと思います。他には500円ぐらいでやってるみたいですがレベルは分かりません。

 

ルーターについて

NURO光の特色だと思いますが速度を出すための仕掛けとしてまず NTT のダークファイバーを使って、ルーターに PON というインターフェースをつけて直付けします。ファイバーを電柱で1か所から屋外の接続をポイントで1か所、それと壁際のコンセントで1か所、さらにルーターのところで1か所の合計4ヶ所接続点があることになりますが、光の入力強度がちゃんとルーターで見えるので分かりやすい。

ルーターとしての機能はまあ中クラスのルーターとしてはまあまあだと思います。 必要な機能は皆付いていて、DMZもある。 元々の IP が192168.1.1でこれをまず直さないといけない場合がありますが、面白いのはこのルーターはセカンド IP ってのがあって元の1.1を残しながら新しい IP アドレスの設定できると言う二つアドレスを設定できます。 どういうメリットがあるのかよく分かりませんが便利な場合があるのではないでしょうか。

良く使うポートマッピングですがこれは少し珍しくて、範囲で指定できます。 一括してポートマッピングできるということになりますのでポートを複数使うゲームなんかには良いのではないかと思います。

USB ポートが付いていてこれに USB 機器を挿すと NASとして使えます。 USB はもちろん2.0でそんなに速くないのですが。まあまあ使えます。接続は FTP とか DNA とかも使えます Windows から使うのには当然Sambaでつなぐことになりますが、Windows では良くあることで USB 機器のパスがわからないことです。これをサポートと一緒になって調べましたが、本来のパスを教えてもらったら一発で終わったのですけども、わからなかったので試行錯誤しながらいろいろやってると、たまたま見えたパスでやりました。

Windows の特性ですけどもマニュアルに書いてあるように、ホスト名で入れても繋がりませんし、繋がっても時々切れます。 従って入れる時は絶対アドレスで入れないといけないことになります。 この場合ですと192.168.1.1と入れないと動かないことになります。

大量データだとちょっと心もとないですけど、ちょっとしたらデータを家の中で共有したい場合などは非常に便利だと思います。 大量ですと壊れたりした時は非常に面倒なことになりますのでそれは避けた方が良いと思います。

面白い機能としてはポートトリガーがありますがまだ使ったことありませんがこれを使うと外部からの制御が簡単な制御ができるようになると思います。

 

機器の電力消費

どこかのサイトにNUROのルーターの消費電力が極めて低いように書いてましたが、どうもそうではなくて結構高いみたいです。 ルーターは ZTE 製ですがまず12V 2Aの AC アダプターが付いているので、20 W くらい喰っているはずで、本体触っても結構あったかい。

TAも大きさは小さいですが、これも似たようなアダプターが付いていて、これも触ると結構あったかいです。 したがって意外に電気を喰うものと思わないといけないです。

ルーターには2.4 ギガ と5ギガの Wi-fi がついていますが、これは結構強いです。 外部アンテナを付けたバッファローの無線ルーターと比べても、非常に強く受信してスピードも出ます。 ルーターはこの ZTE とあとは Huawei があるようですがHuaweiの方はあまり電波が弱くて使い物にならないという噂ですが何となく電力消費は少ないみたいな感じがします。ZTE は電力は高いが強力だという感じですね。

SSID が 5 ギガ と 2.4 ギガでそれぞれ4つずつ設定できるようになってます。 これも何に8つも使うのかあまりよく分かりませんが複数あるのは良いことだというふうに思います。

あと電波の出力も落とせるのであまり必要でない場合は電波を落とした方がセキュリティ上良いと思います。

 

カスペルスキーが付いてくる

5台までのカスペルスキーが無料で使えます。 3年5台版で実勢価格9000円程度なので、月当たり実質300円程度の割引に相当します。  ちょうどライセンスが切れるときだったので、助かりました。  OEMのライセンスかと思いましたが、普通のアクティベーションコードが割り振られて、それを入れるだけ。  カスペルスキーがネットでライセンスを常に監視しているので、こういう緩い対応でも良いのでしょう。

結論】

  • NUROはそんなに大騒ぎするほど高速でもない。 計測結果は出るが、体感的には差が分からない。  大量のデータをダウンロードするなら意味あるかもしれません。
  • むしろIPV6の対応など貧弱なところもあるので、場合によっては遅くなる。
  • 差が出るのは光電話。  電話を使う予定のある人は、こっちを重視すべきです。 ネット接続はそんなに差はないが、電話機能には天地の差がある。
  • 料金的には、平均だと思います。  絶対額でもっと安いものもあります。  ソフトバンクユーザーならケータイで安くなるでしょう。
  • 海外IPは引っかかるとひっかかる。  一般的なサイトでは問題はなくなってきている。
  • テクニカルサポートは非常に貧弱だが、1,200円/回払うつもりなら、良いサポートが得られます。  無料ではほとんど期待しない方が良い。
  • 自前のルーターは使えないので、将来にもっと高機能な特にWifiが出てきたら、交換できないです。  APで使うのなら良いですが、電気代が2重になる。
  • ネット接続サービス、光電話、テクニカルサポートそれぞれが、まったく別の組織で運営されいて、お互いの連携がほどんどないことを頭に入れて付き合わないとキレまくる羽目に陥ります。

 

実際に計測した値 瞬間的には800以上出たこともある。