絵や写真をクリックすると、その関連ページが参照できます 2017年5月6日 毎年の連休周辺は忙しくて、最近は動作が遅くなり作業に時間がかかるせいか、例年にも増して時間がなくなり、本欄の予定も大幅にずれてしまいました。 トランプ政権も、政権そのものは体制がなかなか安定しませんが、原状では軍関連が方針を決めているらしくて、内政はガタガタですが、外交はやっと本来の共和党らしくなって来ました。 大統領自身も、学べば学ぶほどみたいな、何処かで聞いたような事を言っているようです。 いずれにしても、韓国は大統領選挙、日本は森友問題にかまけている間に朝鮮半島はきな臭くなってきました。 まずシリアをトマホークで攻撃、その後もカールビンソンを派遣するわ、B1を2機もとばすわ、原潜を韓国に送るわの上での中国との、これぞ外交と言う見本みたいなやり方で、完全に中国を押さえ込みました。 国務省の体制が未完成のままですが、ティラーソン国務長官は、想定よりしっかりしていて、評価が高いです。 最近ではロシアにも行って、いくら若いと言っても結構大変なスケジュールで、しかしこれだけ使うと政府専用機も値打ちがあると言うモノです。 以前の首相なら、定期便のファーストで行ったら? と言いたくなるスケジュールが多かったのですが、大型プラ-ベートジェットを駆使する現首相は、確かにトランプ氏とも波長が合うのでしょう。 北朝鮮問題は落とし所すら見えませんが、圧力と対話で探っていかないとダメなのでしょう。 トランプ政権が中国を押さえ込んだのが大きく、あの手この手で中国をけしかけているようで、しかし中国もだんだん手が無くなってきたのが原状ではないでしょうか。 TV番組で誰かが言っていましたが、北朝鮮内部で軍クーデターが起きて、金一族を追放し、中国も、韓国も、日本もロシアも安心するような、安定的な政権が出来るのが、もっとも現実的な解ではないかと思います。 当然、アメリカや中国では十分に検討されているはずです。 もっともこのサイバー攻撃が本当だとしても、それは、前のオバマ政権の時代に仕込まれたモノなので、トランプ政権としてはあまり認めたくないと言う心理だと思います。 また、北朝鮮のネット環境は非常に貧弱で、逆に攻撃しにくいし、ハイレベルのハッカーが何千人も居ると言うことなので、サイバー攻撃はにわかには信じられません。 ネットが無くてもサーバー攻撃は可能ですから、時間を掛けて、部品レベルで仕込んで居たのかも知れません。 最近のITの世界ではAIが大流行です。 リクルートテクノロジーズがAI「A3RT」を無料公開したことが、少し前に話題になりました。 しかも実際に使われて居るサービスですので、性能的には優秀だと思います。 私は不得意ですが、得意な方は、これを試用してみては如何でしょうか? AIが仕事を奪ってしまうとか、AIに仕事をさせれば、人間は遊んで暮らせるとか、悲観的やバラ色の未来が描かれていますが、やはり機械には限界もあります。 状況が限定的な将棋や囲碁の盤面とか、ある一定のデータの処理とかには実力を発揮するでしょうが、それ以外の情報、人間なら常に受けている様々な外的な情報を総合判断しないと行けない場合は、AIは、無力となるでしょう。 私の持論は機械-人間系で、ある条件の下での答えを速やかにAIに出させる。 さらに条件を少し変えて、また出させると言うことを繰り返しながら、正しい答えを得て行く事が最良だと思っています。 この時に必須なのは、答えが出るまでの速度です。 多少不正確でも、すぐにAIが答えを出すことが重要で、全ての条件を入れて、延々と計算して、やっと答えが出てくるのを待つのはあまり得策では無いと思います。 デカルト的な西洋の考え方では、全ての条件を入れて正しく判断したら、正しい答えが出ると言うことですが、そもそも全ての条件と言うのを入れるのが困難です。 質問している方にも分かっていない場合もあります。 人間が考えている間に、その条件に気がつく場合も良くあり、この点でも素早い反応で、答えが得られるのは必須だと思います。 この様にAI機械と人間が共同して、分かっていない事も埋めながら、最終結果に向かうと言うのがもっとも良い解決方法だと思っています。 今月の読み物は、「生物はウイルスが進化させた 巨大ウイルスが語る新たな生命像」 ブルーバックス 武村政春 著 Kindle版 \1,058 自分ではウイルスもしくは類似のものが、試行錯誤で出来たとは思えない、眼球などの部品を部品レベルでゲノム移動したのではないかと思っているので、興味を持って読みました。 巨大ウイルスのウイルス工場が真核細胞の細胞核の元になったと言う仮説は面白かったです。 ウイルス粒子はウイルスではなくて、ウイルスが感染した細胞が、本来のウイルスであると言う、新説も紹介しています。 卵子と精子の類似からの発想みたいですが、まあ確かに言われてみれば、そうかもしれないと思いました。 文章は読みやすく、単語の定義も適宜されているので、斜め読みは無理でも、ささっと読めます。 【内容紹介】 |