Sato

その(1)
梅雨も峠を越えたかのようですが、雨模様の週末、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私も”今月の一言”をボチボチと読ませて頂いてきた者の一人ですが、この度 ここに掲示板を作って頂きましたので、早速”徒然なるままに心に浮かぶよしなし事”を、書き込ませて頂く事と致します。
初回という事で、以前から考えていた イラク戦争の「衝撃と恐怖」作戦に付いては、少し内容が硬すぎるようですので、今回はそれこそ”徒然なるままに”、脈絡の無い事を書き込ませて頂きます。

昨日の土曜日(7/12)から、京都文化博物館(烏丸御池の近く、三条高倉に在ります。 http://web.kyoto-inet.or.jp/org/bunpaku/index.html )で、”安倍晴明と陰陽道展”が開かれています。
安倍晴明( あべのせいめい 921~1005 )は、平安時代に陰陽寮という役所に勤めていた陰陽師で、平安時代に書かれた今昔物語集という説話集に登場します。
自在に式神(精霊と訳されています。)を操り、あやかしの京 平安京の闇深くに潜む魑魅魍魎と対決した、と有ります。
陰陽寮という役所は、法的には 養老律令にその設置が定められており、つい最近まで存在した大蔵省(現 財務省)等と同時に設立されました。
職務としては、相地(土地の吉凶を判断)、占筮(物事の吉凶を判断)、暦道、天文道、漏剋(時刻の管理) 等とされております。
これらは当時で言えば、おそらく 最新のテクノロジーとでも言うべきもので、今の感覚からすれば、さしずめ 科学技術庁といった所でしょうか。
少しでも、このような平安朝の おどろおどろ した世界に興味のある方は、一度 ”安倍晴明と陰陽道展 ” を覗いて見ましょう。
当時、晴明さまの屋敷が在ったと伝えられている場所、一条堀川 土御門小路に、 晴明神社が在ります。
博物館から少し足を伸ばして、お参りするのも一興かも知れません。最近、すぐ側に駐車場も出来たようで、車で行っても大丈夫です。
神社のお札所で、晴明桔梗といわれる紋章をかたどった、車貼付用の魔除けのワッペンが売ってます。(500円)
この晴明桔梗の形が、ユダヤ教のダビデの星に良く似ているように思うのですが、このダビデの星と晴明桔梗の関連について、何方かご存知の方がいらっしゃったら、ご教示ください。

その(2)に続きます。

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