今月のひとこと2009年7月号





「今月のひとこと」の目次
毎月一回はその時々のトピックスをお送りしています。
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7月2日
市場はダラダラ相場が続いています。 在庫調整はともかく、流石に雇用、設備投資は時間がかかります。 順調に行っても、恐らく来年の後半までかかると思います。 それにしても中国は元気です。 運も良くて、来年の上海万博まで持たせれば、その後は波に乗れるのではないでしょうか。

いつかTVで紹介されていましたが、上海の西方の太湖の水質汚染がひどくて、アオコが大量発生しているとの事ですが、政府は排水を垂れ流していた、沿岸の数千の化学工場を強制的に閉鎖させてしまったそうです。 先日も1年前には無かった道路があっという間に出来ていて、景観が大幅に変わっていました。 流石は独裁政府ですね。 日本と比較して見ていると、民主主義の悪いところ、独裁主義の良いところだけが噴出している感じです。 いずれにしても非常事態ですから、強権的な方が適しているのでしょう。

上海の地下鉄は、だいぶ以前に出来ましたが、今度は隣接する都市にも地下鉄の計画があって、既に工事が始まっていました。 これもアッと言う間に出来上がるのでは、と思っています。 今までは沿岸部の主要都市だけが発展していると思っていましたが、沿岸部の中小都市や内陸部の主要都市に発展が広がっている感じです。

また、資産のストックが出来つつある中国では、いまやリゾートブームです。 いつかどこかで見たような、リゾートや別荘が沢山作られています。 それも1億円以上するものばかりで、誰が買うのか? と思っていたら、完成前に完売だそうです。 これだけ資産のある人が居るんですね。 もちろん投資目的の所有もあると思います。 ここだけ見たら、日本は全く負けてます。

IT関連の話題は、ファイル共有です。 最近は複数のPCを持っていたり、デジカメで撮った写真を友人と共有したいと言うニーズが増えてきたのか、こう言うシステムがチラホラ出てきました。 先日某大新聞の日曜版で紹介されていたので、早速やってみました。 これは、主に1人が複数のPCを場所の違うところに持っていて、その間のデータ共有をするものです。

クライアントソフトをインストールするのが、少しセキュリティ上不安ですが、インストールして見ると、マイドキュメントのなかに、共有するフォルダが出来ていました。 このフォルダでデータを共有します。 他のPCでは同じクライアントをインストールして、同じIDパスワードでログインしておけばよいとの事。 PCからアップした段階で暗号化されるので、サーバーを覗き見されたら、と言うような心配は無いとの事ですが、実際は分かりません。 2ギガバイトまで無料で、それ以上は有料。 また、現在は英語版しかありません。

フォルダレベルで共有すると面白いのは、アプリケーションに依存せずに共有が出来ます。 例えば、メーラーのデータフォルダを、この共有フォルダに指定しておくと、どのPCからでも同じように、一度ダウンロードしたメールをどこでもアクセスできます。 また、ワードのデフォルトフォルダに指定しておくと、どこでも格納したデータを参照できます。

この分野の老舗の宅ファイル便は、いまでは業界標準になってしまって、業務でも使っているケースがあります。 無料なので、欠点は、50メガバイトまで、同時送信は3人まで、保存期間は72時間まで、と言うような制限があります。

今月の読み物は、あっと驚く!「高給」「薄給」の真実 (宝島SUGOI文庫 A へ 1-98) ¥480 です。 中国人の資産の多さにびっくりしていた所に、こう言う本があったので、思わず買ってしまいました。 それこそあっと言う間に読めますので、週刊誌を読むつもりで読んで見てください。

内容紹介
4000万円の寄付金と年間1000万円の授業料で、私大医学部を卒業したはいいが、年収700万円。
オホーツクの寒村で、ホタテの貝柱で時ならぬゴールドラッシュ、平均年収は2000万円。
「本当はガッポリ」の人は、静かに働いています。「実はカツカツ」の人も、余計なことは言いません。
「いったい、本当のところはどうなんだ?」という、9割の興味とほんの少しの正義をもって、本書はその隠された世界に光を当てます。
※本書は2006年12月に刊行した「別冊宝島1368 人生が変わる「高給」「薄給」本当の話」を改題・改訂し、文庫化したものです。


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