今月のひとこと 2023年12月号

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今月のひとこと 2023年12月1日


またまたAIの話です。 今朝の一般紙、日経 とも AI を大々的に記事にしていました。 オープンAIのCEO解任復帰が話題になったせいでしょう。 元々 AIのこのようなシンギュラリティというか 技術クオンタムジャンプが起きるには 10-20年かかると言われていて、私もそう思っていましたが、どうもそれは非常に 早く来そうで、一般的には 人間とほぼ変わらないような AI が早晩登場しそうです。

ただ人間に完全に追いつくかというと 私はそうは思いませんが、 大概のデスクワーク は AI でこなせるんではないかと思います。 いま書いているような、こういうコラムに関して これが本当に AI が勝手に作るのかと言われると、どうもそうではないような気がします。

現在のAIでは、一体何を書くか ということすら教えてやらないとだめだし 自分の考えがきちんとプロンプトに入力して、AIに伝わるかどうかは心もとない話です。 従って 私の全生涯のデータを学習した生成AIであればできるんではないかと思います。

人間の一生のデータを全て集めても 10ギガバイトにしかならないというような話もありますので、それぞれの人間の過去のデータを蓄積すれば完全に自分のAIクローンが出来上がるんではないでしょうか。 しかし過去を全てデータ化するというのは、これは自分でも難しいし忘れていることも沢山あるし、ひょっとしたことで思い出すこともあるし、 これはなかなか難しいのではないでしょうか。

しかし、これから将来はライフレコードみたいな感じで自らの活動を全てデジタル化して記録することは不可能ではないと思います。 Googleの行動履歴、このような日記、アクションカメラ映像があれば可能だと思います。 その暁には 完全に人間の AI クローンが出来上がります。

こうなると、今書いているこのコラムとほぼ同じモノをAIが書くと言うことになります。 一度自分で書いたものと比べてみたい気がします。

それともう1つ大きな AI のメリットは 発想の転換です、 将棋の勝負を見ていても、わかると思うんですが AI は人間では考えつかない とんでもない斬新な発想というか、組み合わせを考え付くのでこれは非常に役に立ちます。

今の GPT3や4 でも十分にこれに役に立つでしょう。良くやっているブレストみたいなことは AI にやらせた方がよっぽど 新しいアイデアが出てきます。 ただそこで人間が頭を使わなくなったら どうなのかという問題は残ると思います。 完全に AI のアイデアに従って人間が作業するみたいな感じというのはあまり コンフォータブルな世界ではないんじゃないかと感じています。

話は変わりますが 遠距離Wifi通信の話です。 最近、長距離と言っても200m ぐらいですが、5GB 対応 のWifi機器Tp-Link CPE710 を設置しました。 従来は2.4Gと 八木アンテナを使ってやっていたことがあるんですが 2.4G は非常に妨害波が多くて、電波は十分 来ているのですが、途切れてしまうということがあったので、途中から LTE を使ったものに切り替えました。 独立したネットワークができるのので 通信費がかかる という問題があって、 1GB の契約ではちょっと複雑なことをやると、すぐ1Gを超えてしまいます。

常にデータ料金を気にしながら使うということになります。一般的な IoT での 温度とか監視カメラデータとかいうことであれば1Gあれば良いし、高速ではなく低速では150Kぐらいは出るので、これで良ければ、データはいくらでも使えます。

設定をしたり 初期設定をしたり調整をしたりするとやはり 高速速通信が欲しくなって、すぐ 1Gを超えてしまいますので、その時は 追加料金払うという手もありますが、 まあいずれにしてもデータ料金を気にしながら使うことになります。 そこで 光ファイブを引いているところと、たまたま 見通しになったところがあったので、ここで通信しました。

これを5G帯のWifiで繋ぐとデータ量は気にしなくても良いということになります。 私はよく YouTube の音声だけを聞いているのですが、これでも従来はスマホの LTE を使っていたのですが、これでWifi接続で使えてデータ量を気にする必要はないということになりました。

この5G帯を使ったWifiは非常によくできていて、両方で3万円ぐらいでしたのでコスパは非常に良いと思います。 アンテナは組み立てのバラバラになっていて、ゲインが23dbあるということです。 電波出力は 免許不要の10db、10mW みたいですが、これも車のスピードリミッタ みたいなものがあって、それを外すと約1 W ぐらいまで出せるみたいです。

こうすると当然 免許が必要ですが 現在の免許は非常に簡単になっていて無線技術士の免許は必要ですが届出だけで良いみたいです。 しかし 問題は 年間で何千円かの使用料がかかってしまうということです。

5G帯は屋外では使用禁止といわれていますが、5.6G帯で DFS 機能がついていれば OK ということになっています。 またAPが屋内、スマホが屋外でもOKらしいです。 さらに車内でも電力の制限はありますが使用可能になっています。

組み立て式のパラパラに関しては、ちゃんとこの 5.6G帯しか使えないようになっていました。 ただ電力はリミッッターを外すと1Wぐらいはでるので、この時はちゃんと無線局の免許取ってくださいね、 ということだと思います。 現在 10mW でほぼ見通しの距離 200m でだいたい80Mbpsぐらいは出ますので実用上はほぼ問題ないと思います。

アンテナの指向性が強いんじゃないかと心配してました。 BS アンテナをつけるなどは衛星をちょっと外すと受信できなくなりますが、 今回の場合はあちこちに散乱があるみたいなので、多少 ずれてもあまり 性能低下は起きないようです。

ルーターとしても使えるし 簡単なスペクトルアナライザーをついてるので妨害波のチェックにも使えるなということです。 5.6G帯を使っているということは、ほぼほぼないので 非常に良い環境だと思います。

もっとも良いのは 電源で PoE になっていて、給電側もついていて 給電側を電源の近く、そこから LAN ケーブルで PoEでつなぐということになります。私がずっと前に PoE を検討した時は非常に値段が高かったのですが、 改めて PoEを見てみると、対応のハブとか 給電機とかは普通のハブなんかと、あまり変わらないような値段になっていてびっくりしました。

LANケーブル張るのであれば、それと一緒にで電源線も張れば良いということだと思いますが、ただ電気工事の免許を持ってないと、できないので PoE でやると給電側は普通のコンセントですので 電気工事士はなくても良いのもメリットの一つだと思います。 カメラをつなぐ場合が多いと思うのですが カメラが PoE 対応になっているとカメラの周りがすっきりします。

今月の読み物ですが 「宇宙は「もつれ」でできている」「量子論最大の難問」はどう解き明かされたか (ブルーバックス) 新書 2016/10/19

EPR パラドックスの周りをからスタートして、量子力学を拒否したアインシュタインとシュレディンガーはボーアなどとのやり取り、当時の物理学者の考え方を知るには最適です。

非常に不思議なことで、もつれた粒子をいくら離しても片方の状態が変わると片方の状態も同時に変わる、それも一瞬にして変わるという不思議な出来事があるのですが、 これで思い出すのは数学で落ちこぼれた学生時代に、その時はほとんど理解してなかったのですが シュレディンガー方程式を勉強した時に、これって シュレディンガーの波は、弱くなりながらでも無限についてるんですよね、ということを聞いたのか教えてもらったのか忘れましたが、そこだけ 非常によく覚えています。

結局 1つの粒子というか素粒子は無限に広がってるということなんでしょう。そうでないと、このもつれの問題も理解できないと思います。 しかしこれって非常に不思議なことなんですが、実際にもつれを使って 量子通信 が現に行われているので理論はともかく、現実はそうだということだと思います。

実験の話も出てきますが、実験はプリズムと偏光素子でやるんですね。 光子一つとか言う議論をしながら、プリズムやレンズで実験をしているのが、面白いと言うか違和感がありますね。 どう言う理屈でミクロな量子とマクロな実験が両立しているのか、一度きちんと調べたいと思います。

この本で言うと アインシュタインの相対性理論、古典物理学の最高峰ですが、次に似た同じ立場のシュレーディンガー、それと後は行列 量子力学 みたいなが出てきて、 これも私は学生時代に何もわからずに行列 ばっかり 教えられて嫌になって落ちこぼれましたが、後々になって考えてみると この時の 量子力学の 行列方程式のことを扱ってたんだというのを、今やっと分かりました。 私が数学嫌いになった理由の一つでもありますが、今となっては非常に興味のある分野で一生懸命勉強しています。

一人の天才の独創が生んだ相対論に対し、量子論は多数の物理学者たちの努力によって構築されてきた。その精緻化のプロセスで、彼らを最も悩ませた奇妙な現象=「量子もつれ」。因果律を破るようにみえる謎の量子状態は、どう理解されてきたのか。EPRパラドックス、隠れた変数、ベルの不等式……。当事者たちの論文や書簡、討論などを渉猟し、8年をかけて気鋭の科学ジャーナリストがリアルに再現した、物理学史上最大のドラマ。

【Amazon書評より】
アインシュタインが生涯信じなかった“幽霊現象”――。
最高の頭脳を翻弄した“量子の奇妙なふるまい”が、「宇宙観」に革命をもたらした!
量子力学100年の発展史を一気読み。

直観と論理の狭間で、物理学者がもがく!

一人の天才の独創によって誕生した相対論に対し、量子論は、多数の物理学者たちの努力によって構築されてきた。
数十年におよぶ精緻化のプロセスで、彼らを最も悩ませた奇妙な現象=「量子もつれ」。
たとえ100億km離れていても瞬時に情報が伝わる、すなわち、因果律を破るようにみえる謎の量子状態は、どんな論争を経て、理解されてきたのか。
EPRパラドックス、隠れた変数、ベルの不等式、局所性と非局所性、そして量子の実在をめぐる議論……。

当事者たちの論文や書簡、公の場での発言、討論などを渉猟し尽くし、8年の歳月をかけて気鋭の科学ジャーナリストがリアルに再現した、物理学史上最大のドラマ――。

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