今月のひとこと 4月1日号
トランプ旋風が収まりません。 どんどん 新しい話題が出てきて、最近は大統領 3期目の話が話題に上っているようです。 これは以前から言っていたようですが、憲法は 明確に3選を否定していますが、可能なシナリオは以下のようです。 まず 次の選挙で例えば バンス 副大統領が大統領に立候補して当選する。 その上で 副大統領にトランプ氏を指名して、その後に 大統領は 辞任する。 そうすると自動的に副大統領は大統領に昇格するという シナリオです。
トランプ大統領は現在 78歳で任期が終わる頃に 82歳なので、その後 4年間ということは 86歳までやるということで、これは可能なのかどうか、 またその時に国民の支持があるかどうか、 だと思いますが現在はこういう シナリオが囁かれています。
ウクライナ 戦争の調停に乗り出したのは良かったのですが、 なかなか思うようにいかないようです。 アメリカはロシアのウクライナ侵攻にあまり文句をつけない。 反対に ロシアはアメリカのイスラエルによるガザ侵攻にあまり文句を付けないと言うような、暗黙の取引 ディールがあるのではないかと思っています。
それにしても良い悪いは別にして、 イーロンマスクの動きはすごいです。 効率化省を作った時には、 評論家の一人はどうせ 大したことはできない、単にポーズだけなのでは と言うようなコメントがありました。 しかし 現実はとんでもないことになっていて、どんどん人を解雇する。 どう言うやり方で人を解雇出来るのかよくわからなかったのですが、 最初は担当閣僚に話をつけたんだと思いました。
後で担当閣僚から文句が出て トランプ大統領が担当閣僚が一番の責任があるんだということを言ってマスクを抑えたということがありましたので、 おそらく各省の人事担当に直接 大統領からの指示だと言って押し込んだんではないかと思います。
日本では人事採用解雇というのは人事部が行なっており 現場ラインにはあまりその権限がありませんが、 アメリカでは ラインの部門長がその権限を持っていて、最初は非常に不思議だったので聞きました。
要するに 俺はお前の採用解雇の権限を持っているんだということを見せないと部下がきちんと働かないと言うことを聞いてびっくりしたことがありますが、おそらく アメリカではかなり下の方の現場に人事権限があってそこに働きかけると、解雇ができるんではないかと思います。 実際に 事実上の閉鎖に追い込まれた部門があるので効力はあると思います。 もとツイッターの X を買収した時にかなりの 解雇が行われたので、その時の経験が生きているのだと思います。
日本でも同じようなことやったはずで、例の「2位ではダメなんですか?」プロジェクトでしたが、ほとんど 経費 カットはできずに人の解雇などはとんでもなく出来なかったですがアメリカでは それが良い悪いは別にして、実行できているのはすごいことです。 非常に ダイナミックなアメリカと日本では10万円の商品券とか某TV局のパワハラ騒ぎとかチマチマした話に終始している気がします。
今朝の日経新聞によると 中国の軍艦の 造船能力はアメリカに対して500倍の差があるそうです。 確かに トランプ大統領が言うように 製造業を底上げしないといけないのでしょう。 単なる製造業労働者の問題だけではないのかも知れません。 日本もアメリカに対して 造船技術の供与を申し出ることを考えたみたいですが、アメリカの大きな空母や戦艦を作る能力はなくて、結果的に自ら諦めたようです。
前回に続いて、また windows 11 の話題です。 最近 Microsoft は マイクロソフトアカウントと OS を完全に結合するという方針を進めているようです。 従来から Microsoft アカウントがあったのですが、強制ではありませんでしたが、これからは強制にシフトしつつあるようです。
Windows 11をインストールする時にはインターネットに接続して Microsoft アカウントを取得することが 強制されます。 しかし、筆者を含めて、これに反発する人はネットに繋がらなくてもインストールできるような方法をいろいろ考えてきました。 しかしそれも最近の発表では禁止されるようになったみたいです。
一つの方法は レジストリに インターネットに接続しなくてもインストールできるようなフラグがあるのですが、 これを立てるコマンドがあります。 このコマンドを 無効にするようです。 しかし 手動でフラグを立てれば良いだけの話ですが、レジストリを弄ったり、インストール時に作業するのは、なかなか難しいと思います。
もう一つは Rufus というツールを使うことです。 このツールは非常によくできていてインストール時のローカルアカウントでのインストールや非対応のPCへインストール、 各種のマイクロソフトによる広告宣伝とかその他の設定を最初から無効にすることができます。 ほとんど手間もかからず、非常に便利なツールです。 これも いずれは使えなくなるのではないかと囁かれていますが、現時点では使用可能です。
Windows 11でローカルアカウントを作るのはどうしたらいいかというと、 一旦 Microsoft アカウントを作ってしまう。 アカウントそのものは、非常に便利な点もありますので これは作っておいた方が良いと思います。 勝手にパソコンのデータをバックアップコピーして、それも 5ギガバイトしかないので、すぐに一杯になってしまって、その後は有料になると言うことで、強制的に料金を徴収するシステムになっています。
必要な時だけ マイクロソフトアカウントにログインして使って、ファイルの ミラーリングはバックアップはやらないということを設定すれば良いのですが、これは意外と面倒で、わざと面倒にしていると思いますが、これにめげてはいけません。
Microsoft アカウントを持っておくのは無料だし悪いことではないので、インストール時に作っておいて、その後は OS の中でローカルアカウントに切り替えれば良いと思います。 これもすぐにはわからなくないようになっているので、勉強が必要だと思いますが そういうやり方が一番効率的ではないかと思います。
なぜここまで マイクロソフトアカウントが嫌われるのか。 同じようなことは Google でもあって、Android スマホでは アカウントが無いとスマホはほとんど使えません。 これに対するマイクロソフトアカウントということになると 非常に強い拒否感があります。
統計によると パソコンに最初からデフォルトでインストールされてるEdgeブラウザは、最初からインストールされているにも関わらず、これを使ってる人は20%以下だそうです。 PCに不慣れな人でも、わざわざ Google Chrome を自分もしくは販売店の人かインストールして使ってるということになりますので、驚異的な数字だと思います。
Edgeは使ってみると分かりますが Chrome よりは体感的にも 高速です。 エンジンは Chrome と同じものを使っているので変わらないですし、便利な拡張機能も同じように使えます。 体感的にも高速になっていますので 使って良いと思うのですが、あまりにも広告とかが多いと思います。 押しつけがましい広告などがどんどんどんどん出てきて、非効率的です。
特に PC は仕事や作業で使う場合が多いので、それに対して広告をどんどん送りつけられて 作業効率が低下します。 それに対してGoogle Chrome はそんなに広告が強いわけでありませんし、 パスワードの漏洩とかを教えてくれたりして非常に有益な点でもあります。 Microsoft はあまりにも商業的な方向に舵を切りすぎてると感じます。 これがMicrosoftが嫌われる原因だと思います。
今月の読み物は、「物価から見る江戸の暮らし 江戸のお勘定」MdN新書 2021/8/6
大石 学 (監修) 4.2 5つ星のうち4.2 (48)
最近は米の価格が1年前と比べると2倍になり、高騰しています。 この辺を江戸時代の物価と比べてみると言うのが本書です。 コメの最大単位は1石ですが、ざっくりドラム缶1本と考えてよいでしょう。 1俵は60㎏で3俵で1石。
コメの比重があると思って調べたら、精米前と後で比重1を行ったり来たり。 籾は1以下で水に浮きますが、精米後は水に沈みます。 従って平均で比重1とざっくり考えても良いと思います。 また1石は10升なので、正確には180リッターですが、ドラム缶は200リッターと少し違います。
コメ1石は、江戸時代には1反の田んぼから採れます。 現在では2石以上採れるようです。 1石の値段がざっくり1両、現在でこれもざっくり10万円とみて良いでしょう。 これで計算すると2㎏で1,000円強。 現在は4,000円するので4倍です。本書では1.4升で3,000円だそうです。 どっちにしても今の米価は高すぎます。
江戸時代の米の生産性はどんどん上がっていたので、幕府はなんとか これを止めようとしていました。 何しろ 武士の 報酬は全てコメまたはコメ換算で支払われていましたので、米価が下がると 収入が減るということになります。 これを上げたいので、減反政策と言うのは、江戸時代からずっと考えられてはいたわけで、ここに至って本当に 増産に転じないといけないようになってきました。 こういうことを考えながら 江戸時代の物価を現在の値段に直して考えてみるのも面白いのではないかと思います。
〈本書の内容〉
序章江戸時代のお金
第一章江戸のお値段【生活篇】
家賃/水道代/湯屋/髪結/飛脚/駕籠/按摩/歯磨き粉・房楊枝/おしろい・紅/着物/売薬/寺子屋ほか
第二章江戸のお勘定【食事篇】
米/そば/すし/ウナギ/てんぷら/カツオ/マグロ/豆腐・納豆/獣肉/居酒屋/酒/枝豆/卵/冷や水/焼き芋/団子/ところてん/甘酒/料理切手ほか
第三章江戸のお勘定【娯楽篇】
居合抜き/見世物小屋/芝居/寄席/相撲/瓦版/浮世絵/貸本屋/富札/朝顔・万年青/虫売り/花魁遊び/岡場所遊びほか
第四章江戸のお勘定【意外篇】
就活/商売の株/武士の身分/不倫の対価/牢屋の小遣い/元祖会いに行けるアイドル/伊勢神宮での祈禱/排泄物ほか
第五章江戸のお勘定【再生篇】
質屋の利息/献残屋/古着屋/古紙回収/古傘買い/鋳掛・焼継ぎ/雪駄・下駄直しほか
〈本書の特長〉
時代劇や時代小説、古典落語などに出てくる江戸時代のモノの値段。「長屋の家賃」「銭湯の入浴代」「初ガツオの売り値」「吉原で遊ぶお金」にはいくらかかったのか。かけ蕎麦一杯の値段をもとに、現代の円に換算。江戸っ子たちの財布の中を知れば、ドラマや小説がもっと楽しくなる。