今月のひとこと 2020年3月号

アクセスカウンター

2020年3月2日


まあ、それにしても気持ちよく株価が落ちました。 ここまで落ちると落胆と言うより気持ちが良くなります。 株価は連日1000円近くどんどんと落ちて月曜の今日も、200円以上の下落で始まっています。 もともとバブル気味だったので、こんなものかとは思うのですが、実体経済の傷みが心配です。 コロナウイルスはヨーロッパにも拡散しアメリカも西海岸はやられてるみたいです。 これはどこまで広がっていくのかまさにこれから2週間が正念場だと思います。 オリンピックも黄信号です。 日本が収まっても、他の参加国の流行が続いていると開催は難しくなるでしょうし、開催しても盛り上がりに欠ける大会となるのではないでしょうか。

習近平の国賓来日は、どうも延期になったみたいで、元々国賓来日に対しては反対が多かったので、結果オーライだったかなと思います。 オリンピックのタイミングという話は、流石になくて秋以降になるようで、この間にいろいろの問題を解決して欲しいものです。 特に尖閣の領海侵犯などは、治まらない限り国賓というわけにいかないと思います。 前回の天安門でも世界で最初に承認を与えて助け、今回でも香港問題、ウイグル問題、コロナ拡散に対して日本が承認を与えるという形になるのは良くないと思います。

最近の安倍政権は何かおかしいです。 初期の頃はもう少しまともな対応ができてましたが、最近ではあれだけ悪夢と言われた民主党政権にだんだん似てきたんでは無いでしょうか。 政権末期なのでそれはある程度しょうがないでしょうが、このまままた失われた何年か続くのでは日本が終わってしまいます。

アメリカではバイデンがリベンジを果たして、やっとトップに立ちましたが心密かに期待したブティジェッジはどうも撤退したみたいです。 理由はわかりませんがおそらく資金を最初のアイオワで使い果たしたんではないかと思います。 LGBT ということを除けば若いし非常に良いんですが、どうも LGBT はまだまだ受け入れられないという事でしょう。 黒人、女性、LGBT の中で女性もダメだったので LGBT は更に駄目だろうという感じです。

ブティジェッジは本欄「今月のひとこと 2019年5月号」でも以前に取り上げましたが、それ以来密かに期待していましたけどもやはり現状では無理だと思います。 いずれにしても社会主義者のサンダースでは駄目でバイデンでも駄目でブルンバーグでも駄目で、結局誰もいなくなってトランプが勝つことになるでしょう。 まだあと4年これが続くということになります

IT分野の最近のPC話題です。 YouTube をたまたま見ていて自作 PC の投稿を見ていたら、だんだんやりたくなってきました。 常用している PC も反応が遅くなってきたので、新しくしたいと思っていたところなので、ひとつ前の PC の筐体と電源だけ使って、全部入れ替えようと言うことです。 いま使ってるのはインテルのCore i7の3770 4コア8スレッドで、当時はCore i7というだけでレベルが高かったのですが、今になってみると、新しいCPUのCore i5-9600K 6コア の半分しか性能はありません。

従来 CPU は Intel と AMD があって、私の過去の印象では AMD はクロックは速いですが性能そのものは、あまり出ないというイメージがあって、やはり Intel に軍配が上がっていたのですが、最近のネットで見ると AMD の Ryzen が Intel よりはるかに性能が高く、おまけに安いいうことになっているようです。 最近では6コアのおそらく今のi5-9600の対抗だと思いますがこれが出てきましたが、これが約5000円から1万円安いということになっています。

ディスクも様変わりで、今のPC のディスクを SSD に換装したときは、全く異次元の速さに驚嘆したのですが、それもだんだん慣れてきて、今回は M .2 を採用しました。 これは基本的には SSD と同じですが、バス直結なので速くなるわけです。 取り付けもソケットに刺して、ビス一本で留めるだけで、電源配線も要らないということで非常に楽に取り付けられます。 試しにウルトラというスピードの速い500G と通常のスピードの1Tを付けてみました。 ベンチマークではではそれなりにそれぞれ出ているということになります。

最後はグラボと呼ばれているグラフィックボードですが、この性能はものすごい進歩が激しいです。 従来では考えられないようなスピードになっているし、値段も高いです。 一番高い部品はグラボで3万円以上、次の CPU で2万円ぐらい。マザーボードは 15000円ぐらいみたいな感じになります。

ビックリするのはギガHzレベルで動くパーツを全くバラバラに買って組み合わせても、さっと動くということです。 過去にこういう開発をいろいろ手掛けましたが、そもそもハードのタイミングを合わせ込むので精一杯ということで、モジュールを形成する余裕と言うのは考えられませんでした。

ということで次回からは新しい PC でブログが書けるんじゃないかというふうに思っております

ネットワークも NURO に変えてからスピードが落ちていくかと思いましたが、あまり落ちません。 CPU を変えるとネットのスピードもかなり上がるいうことに気がつきました。 やはり処理速度もかなり関係してるということになります。 常時2ギガの回線ですが、常時800メガくらい出ています。 古い CPU ですとだいたい500とか600しか出ません。

今月の読み物ですが今月の読み物は 「消された「徳川近代」明治日本の欺瞞」 2019/2/20 原田 伊織 著 Kindle版¥1,287 単行本 ¥1,430

センセーショナルなタイトルですが、内容は徳川幕末期の政策を書いたもので、要するに明治になってから急に近代化されたようなイメージがあるんですが、実際は江戸幕末期からそういう風にな状態はずっと続いていたということです。

我々は今までの近代では2回の政変が起きて、それまでの施策が否定されたと言うことです。 古代では政変や革命が起きると全部滅亡させるというような事が起こってるわけですが、近代では歴史の見方を変える、歴史観の修正が行われるわけです。明治維新と米の進駐軍の進駐の2点でかなり変更が行われていると思います。

特にアメリカの占領期に関しては、色々言われていますが最近では明治期のことに関しても言われるようになりました。 当然に明治新政府がの都合の良いように修正されていて都合の悪いとこは、あまりをあまり記録に残らないようになっていますが、特に江戸の幕末期に関してはその傾向が強いと思います。

本書では江戸幕府では勝海舟を結構ボロクソにけなして、小栗小栗上野介の評価が高いです。 小栗上野介はまだ実態がよくつかめませんが、技術官僚としては非常に優秀な人だったんじゃないかと感じます。

東郷平八郎がバルチック艦隊を破った後に小栗上野介の子孫に礼状を送ったという話があり、バルチック艦隊を破った日本海軍の艦艇は小栗上野介が作った横須賀の造船所で造られて、そのおかげで勝利を得たという認識を示してるわけです。

当時の人は江戸幕末期の功績と言うのは公式文書には出てこないですが、知識としてよく分かってたということになります。

ちなみに、この件とは話がズレますが、明治初期の大阪には河内県があり、わずか8ヶ月後に合併した堺県という大阪府と奈良県を合わせた県が設置されましたが、堺県も短命に終わっていますが、河内県庁と堺県庁はそれぞれ八尾御坊の大信寺と本願寺堺別院 に置かれ、本願寺の影響が強く感じらます。

なぜ短命に終わったのかには諸説あるようですが、明治新政府が、徳川と関係の深かった本願寺の影響を嫌ったのではないかと思っています。 さらには廃仏毀釈の運動もあり、非常に短命に終わったのではないでしょうか。

曽祖父が堺県発行の辞令をもらっていましたので、少し調べてみました。


 

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください