今月のひとこと 2021年5月号

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今月のひとこと 2021年5月2日号
コロナウイルスも、やっと少しはマシになったかと思いましたが、変異ウィルスが拡散してきて、感染者が急激に増えています。 大阪では先週から1,200人ぐらいで推移していますが、現在の対策では、これぐらいで感染がバランスするということだと思います。

問題は医療関係です。 この感染者の数字に見合う重症者病床の数が確保できるかという問題です。 先日の日経新聞の論説で「1年間何をしておったのだ」というような論述がありましたが、それ以降も、なぜコロナの患者の絶対数が世界に比べて圧倒的に少ないのに医療が逼迫しているのか、という特集を組み始めました。

他の国に比べると感染者数が一桁も二桁も少ないところに病床の数は世界でトップクラスのであるにも関わらず医療崩壊しつつあるというのは非常に不可解なことです。 この辺は日経新聞の記事のデータがで詳しいのですが、やはり急性期医療と通常医療の連携がうまくいってないということだということらしいです。 ここはまさに政治の出番だと思うのですが政治も全く動くような気配が見えないし、行政も全く動けないようなので暗澹たる気持ちになります。

今回の緊急事態宣言で人流は減ったようなので、これで2週間経った時にどれくらい減るかということがポイントだと思います。 日本はコロナ患者が世界に比較して少ないのでワクチンもなかなか供給してもらえないようです。 ワクチン接種券もやっと届きましたがこれから予約して実際のワクチン接種に至るまでは、まだまだ時間がかかりそうです。

東京オリンピックもどうなるかですが、テスト大会もスタートしたみたいなので、これでやりきるしかないと思います。 おそらく無観客でやることになるんじゃないかと思います。

IT の話題ですが、既に枯渇したと言われている IPv 4アドレスが2億個近くも出現したということで、これがニュースになっています。 ずっと以前から IPv 4は枯渇すると言われ IPv 6に移行しつつあり、現状のスマホとか最新の PC は全て IPv 6対応になっていて、トラフィックが混んでいる IPv 4に比べて IP v6の方が速いと言われているのも、その点にあると思います。

今更 IPv 4がたくさん出てきてもあまり役に立たないんではないかと思いますが、使い方としては非常に簡単なので IoT のような機器では使われて行くと思いますが IoT は別の通信形態をとることがだんだん多くなっていたので、特にインターネットのアドレスがそれぞれに必要なわけではないと思います。

IPv 4はプライベートアドレスとアドレス変換をうまく使って機能して来ましたが、IPv 6にだんだん取って代わられようとしています。 IPv 6で全ての機器に一意のアドレスを振るという本来のインターネットのコンセプトに忠実なやり方ですが、問題はそれぞれのアイドレスが、ある意味で公開されてしまうので外部からのセキュリティに対して弱いところがあるということになります。 IPv 4のアドレス変換は幸か不幸かそれが原因で外部からのアクセスは非常にやりにくいのでセキュリティ面では良かったのですが、IPv 6では外部からストレートに IP アドレスに到達できるということになります。

IPv 6を考え始めた頃には、こういうセキュリティ問題はそんなに深刻ではなかったのですが、今では非常に深刻な問題になってきたので IPv6も改良されつつあると思います。

何十年か前にサイエンスフィクションでしか想像できなかった全ての機器が世界ネットに繋がるということが完全に実現できたわけですが、その反面セキュリティ問題が大きくクローズアップされてくるということになります。 こういうことはサイエンスフィクションでもあまり考えてなかったと思います。

今月の読み物ですが、「素数はめぐる 循環小数で語る数論の世界」 (ブルーバックス) 西来路文朗 (著), 清水健一 (著) ¥1,012
最近久しぶりにたまたま録画していた「博士の愛した数式」という映画を見ました。 これは数時間で記憶がなくなるという数学者の物語ですが、物忘れが非常に激しいというのは非常に身近に感じられるのですが、それ以外に数学的な事としては完全数とか友愛数とかいうようなことが色々散りばめられて面白い物語になっています。

これに啓発されて循環少数というようなものに関しての本があったので思わず買ってしまいました。 数学は 1234… と言う自然数から発生したものですが、それが発展していくと非常に複雑怪奇なものになっていくのが面白いです。

例えば素数ですがこれの素数は無限にあるということは簡単に証明できますが、これがどういう頻度で出現するかは、まだ誰にも証明できていません。 全く出現しない領域がずっと続くこともあり、突然二つ並んで出現することもあります。 これは双子素数と言ってまた別のまたまた数字になるわけですが、こういうことが起きるのが数学の非常に面白いと言うか複雑怪奇なところです。

しかしながら博士の愛した数式でものメインテーマであるオイラー公式は神秘的でもあります。 無限小数のネイピア数 e のiπ乗がマイナス1になるのです。 iは虚数で英語ではimaginary number 想像上の数字、πはご存無限小数の円周率です。 これらの全く関係ないと思われる数字が実は裏で繋がっているのだと言うことです。

何か世界の秘密を覗いたような気になるのですが、なぜこうなるのか誰にもまだ分かりません。 こういうことを考えながらでもコロナの折り、数学の世界に思いを馳せてはいかがでしょうか。

内容(「BOOK」データベースより)
こんなに面白い現象があったのか! 142857と、先頭の1を末尾に回した428571。2等分して足すと、どちらも答えは999! (142+857、428+571) 428571の先頭の4を末尾に回した285714でも同じ現象が! (285+714=999) 142857を3等分して足すと、こんどは99! (14+28+57)ぐるぐる回る“ダイヤル数”のふしぎを生み出すのが素数!? 簡単な四則演算で数の神秘を味わいながら、「1÷素数」が描き出す定理と法則を探訪する。初等整数論への新しいアプローチ!


 

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