今月のひとこと 2024年9月号

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今月のひとこと 2024年9月1日


アメリカ大統領選挙は 急展開で あっという間に民主党が1枚岩になったように見えます。 共和党もトランプ 党とそれ以外に割れているのですが 、民主党はもっと割れていて 共産党に近いところから中道までバラバラです。 それがあっという間にまとまったのは良いことだとは思いますが、実現したときの政権運営が心配になります。 共和党支持者はNever Trump、Always Trump、Maybe Trump の3つに割れているそうです。 Maybe Trumpが半分近くを占めていて、まだまだ先行きは不透明と言うところです。激戦州では、この辺の数字がかなり効いてくるのではないでしょうか。

いずれにしても ハリス 候補は、まだよくわからないので、ダメだ、 全くダメだ、という人もいますが、民主党は役者が多くて クリントン夫妻も出てくるし オバマ夫妻、オバマ夫人のミシェルが出てきたのも大きいと思います。 一時は大統領候補 と言われているほどの人気がありました。 ヒラリーはさすがに貫禄がありますね。 堂々たるもので ハリスはまだまだそこまでは行かないと思いますが、 これからが見物です。

9月5日ぐらいに予定されていた 討論会を トランプが拒否してるらしいので、どうも 最近のトランプは以前と違って 形勢が逆転しているようです。例の銃撃事件の後は完全にトランプだと思っていましたが、その後かなり 状況は変化してしました。 あの拳を上に振り上げている写真はなかなか撮ろうと思っても撮れないもので、写真としてすごいと思いました。

あの銃撃事件を見て JFK の暗殺を思い出しました。 あの時もあってはならないことが、いくつも起こって結果的に暗殺されてしまうのですが、今回も、通常ならあんな 近いところの建物の屋上と言うのは 完全封鎖されててされるべきですが、されていなかったのですね。 こんなとこから 陰謀論が出てくるということになります。 安倍元首相事件にも 陰謀論が出ています。 トランプの場合も JFK 暗殺 と同じように 複数 犯人説が出ています。

トランプと安倍さんの差というのは紙一重、数センチの差で明暗を分けたと言うところで、安倍さんは運が悪く、 トランプは運が良かったということになります。

日本製鉄は US スチールの買収でよく頑張ってると思います。トランプ 政権になると、おそらく 買収は出来ないのではないかと思います。 民主党も反対していますが労組はそんなに強く反対していないので可能性はあると思います。 その中で 日本製鉄がトランプ 政権の国務長官であった ポンペオ氏をアドバイザーとして起用したとのことで、なかなかうまい配役ではないかと思いました。

ポンペオは共和党からも民主党からも信頼されているということで、どちらが政権を取っても役に立つと思ったのでしょう。 いずれにしても 日本製鉄の US スチール買収がうまく行くかどうかは、日本製鉄は ビジネスもさることながら 政治的にも非常に高度なレベルにあるということになります。

AI ブームも だいたい 行き渡ってしまったのか、あまり以前ほど聞かなくなりましたが、 AI 化は着実に進んでいます。 遅ればせながら、なんとか使えないかと思って、 色々やってみました。 1つはメールで送られた バラバラで店舗ごとに分けられた売上情報を、 品目別の合計を出す仕事です。 以前は 電卓 片手に合計を計算して紙にメモをするところです。 エクセルに入れるのも結構 面倒なので、電卓でやることになる場面だと思います。

まずメールの本文をコピーしてプロンプトにペーストします。 品目別に合計を出すようにプロンプトを入れると 品目別合計が出てきます。 最初は計算も 間違えていたのですが何回もやるうちに正確な数字が出るようになりました。 合計も 店舗毎に出ていましたが、合計を出すように指示すると、それもちゃんと出してくれました。 全合計は指示しなくても出ていました。

こういう 今までは暗算では少し難しいような計算は 電卓でやっていたのですが、 これをChat-GPT で出来るようになりました。 エクセル形式でと指示するとボタンが現れて、ダウンロードしてエクセルで表示出来るようになりました。

もう1つやったのは Word Press を使ったホームページをカスタマイズするために PHP のコードを書かないといけないのですが、 これをChat-GPT に聞いたところ、ちゃんと出てきましたし、ちゃんと動きました。 最初の答えはディレクトリを直接指定しないといけない部分があったのですが、これは自分で調べて そこだけ書き換えても良かったのですが、 面倒なので再度質問したら、自動設定にのコードを吐き出してくれました。

そのまま カット&ペーストして貼り付けるとこれがきちんと動きました。 複数回 いろんなアプリをやってみたのですが それそれぞれ エラーにならずに動く、というのは大したもので従来から コードを吐くのでプログラマーの生産性が上がったという話を、よく聞いたのですが、本当でした。 プログラマーのレベルが上がらないのではないかと思います。

自分のことを言うのは妙な話ですが、 私はコード を書くのは非常に苦手です。 生涯で書いたコードはアセンブラ言語を含めて 数千行ぐらいしか無いのではないかと思います。 大きなシステムは 頭の中で 全て 構築できるので、それを プログラムできれば非常に嬉しいと思うのですが、これが出来ない。

ある時、案件の受注から最終の決算、月次決算まで一気通貫でやる システムを手掛けたことがありますが、 これも頭の中でだいたい構想を作ってやりました。 しかしこれは非常に複雑なシステムだったので、 途中で 我ながら これは実現しないんではないか? どこかで矛盾が発生するんではないのかという不安が何度も起きましたが、最終的には破綻せずに完成しました。あまりに 複雑なのでサーバーの能力が追いつかずに反応の鈍い システムになってしまいました。 今なら、例えば AWS でやればもっと良いシステムに出来たのではないかと思っています。

今で言うIoT のサーバー の話をしたのは、アメリカから来ていた技術者との会話で、某大手自動車メーカーのレース結果を リアルタイムでWeb表示するというプロジェクトでした。 その時までは Web で動的にリアルタイムで表示するというのは、あまり思いつかなかったのですが、その時に これができるんだと思って、その後はリアルタイムで表示する システムをたくさん作りました。

その後に クラウド という言葉が出て来たり、最終的には AWS みたいな 非常に高度なサーバーが出現しました。 その前に何故その技術者の話を聞く気になったかというと、その前にアメリカからやってきた セキュリティの技術者と話してた時にアプリ・プログラムを書くということは、その当時は プログラム言語でローカルで書くことは当たり前だったのですが、どうも 話を聞いてると プログラムを書くというのは Web の上で書く、今で言う クラウドコンピューティングを想定して 言っていると認識していたので、先ほどの レース結果のリアルタイム表示の話があったので 非常に納得したところです。

今月の読み物は 純然たる エンターテイメントで「破門」角川文庫 2016/11/25 黒川 博行 著

ナニワ金融道の 萬田銀次郎を思わせる主役ですが、 映画化されたものでは 佐々木蔵之介と横山裕のコンビで 、ヤクザもの というよりは コミック ヤクザ物語みたいな感じですので 読みやすいと思います。 詐欺に会わされた男を追いかけて マカオまで行ったり 波乱万丈です 大阪が舞台になってるので大阪の地名が京都から大阪や 堺 ぐらいまでどんどん出てくるので、それだけでも面白いです セリフは全部当然 大阪弁ですが ナレーターがなかなか上手なのであまり本を読んでるという感じではありませんでした。 直木賞作家で、映画にもなりました。

直木賞受賞の黒川博行によるベストセラー小説を、佐々木蔵之介と関ジャニ∞の横山裕の主演で映画化したコミカルなアクション。出資詐欺に巻き込まれたイケイケなやくざと建設コンサルタントの凸凹コンビが詐欺師を追って、関西やマカオを巡る様子 が描かれる。佐々木と横山による関西弁の掛け合いが笑いを誘う。

【STORY】
「舞台は大阪。弁は立つが、ぐーたらピンボーな建設コンサルタントの二宮啓之 (横山裕) はサバキと呼ばれる建設現場での 対策の仕事を主な収入としていた。この仕事を通じて二蝶会のイケイケやくざの桑原保彦(佐々木蔵之介)と知り合ったのがきっかけ。以来、何かとトラブルに巻き込まれっぱなしの、いわば、桑原は二宮の《疫病神》である。縁を切りたいのに、今やコンビとみまごう二人に、何かと二宮を手伝ってくれる、いとこの悠紀(北川景子)からは、「本当は桑原のことが好きなんじゃいの?」と言われる始末。

そんなある日、二宮は映画プロデューサーの小清水(橋爪功)が持ち込んだ映画企画を、桑原の二蝶会の若頭、嶋田(國村隼) に紹介したことから、二蝶会が系列のシマダカンパニー名義で出資をすることに。嶋田は二宮の 現役のやくざだった頃の舎弟で、子供の頃から二宮を、啓坊、啓坊と可愛がってくれていた父親代わりのような存在だった。

しかし小清水は金を持ったまま、愛人の玲美 (橋本マナミ)とドロン。出資詐欺か!? 詐欺師・小清水を追いかけるため、桑原は二宮を巻き込んで、大阪、マカオと奔走するが、見つかってはするりと逃げる小清水にふたりは翻弄され続ける。

遂にキレた桑原のハチャメチャな追走劇は、弟分の木下(濱田崇裕)とセツオ(矢本悠馬)らも加わり、組を巻き込んだ大きなトラブルへと発展! 追っている筈が何者かに追われてる!? 絶体絶命のふたりは生き残りをかけて大勝負に挑むが一。

 


 

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