今月のひとこと2013年8月号





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2013年8月3日
暑い日が続きます。 今年は猛暑で期間も長く、まだまだ続きそうです。 マーケットも参議院選挙には全く反応せず、中国を震源とした東南アジアの経済状況に敏感になっている印象です。 一時下がった株価も元に戻し、しかしおっかなびっくりで、少しでもおかしくなると、売りがかさみます。

とうとう出た麻生失言。 政権発足時からの心配が、とうとう現実になりました。 半年間は、なかなかうまくやっている、財務省と官邸のバランスをうまく取る様な財務省寄りの発言で、いいなと思っていましたが、とうとう地が出てしまった。 飲み屋でだべる様な話を、副総理が公式の場で言ってはいけないと思います。 これで96条改正は完全になくなったし、しばらくは憲法改正の話は出来なくなりました。 下手すると、また政権の命取りになってしまうのではないかと心配になります。 やっと安定的な政権が出来たのにぶち壊しです。 橋下発言も(外交的に)ひどいが、これはもっとひどい。 何の主張も得も無いです。 アメリカも頭を抱えているでしょう。

消費税は上げざるか上げるべきか、ハムレットの心境ですね。 7:3 の確率で上げる方向だと思いますが、麻生発言と中国経済の行方を注視しないといけないですね。 恐らく悪いシナリオでは、消費税を上げる判断を秋にして、その後実施を春にやったときに、中国がガタっとくる場合。 安倍政権は、いままで調子よく来ていて、運を使い果たしたかもしれません。 まだ運が付いていたら、消費税を上げて、中国問題も平静であることでしょう。

最近、立て続けにPCを買い替えました。 せっかく買い換えたメインのPCがおかしくなったので、以前にこれを同じ Acer に買い替えて、Core i7で快調。 XPのノートブックも2台をSSDに換装したが、不安定なので、Lenovoの E130と E135 に買い替え。 Core i3 と Core i5。 ノートブックの相場的には、Core i3 は3万円、Core i5 は5万円ですね。 しかし i5 は流石に速い。 どちらもSSDに換装して、瞬間に立ち上がるようになりました。 スリープからの復帰も安定して、XPよりも使い勝手が良くなりました。

最後は、Core i3 の DELL ミニタワー。 DVDドライブ(DLまでサポート)が付いて、しかもディスプレイも付いて 2万円台だったので思わず買ってしまいました。 ディスクが一台しか入らないので、増設が出来ませんが、SSDはどっかの隙間に押し込んで、電源も分岐を使えば、元のディスクはデータ用に、SSDはシステム用に使い分けが出来ます。

最近は何が何でもWindows8 と言う機種が減ってきて、Windows7が選択出来るようになって来ました。 W8 を使っていて、W7 を使うとほっとします。 最近の W7 はユーティリティを含めて、かなり良くなってきています。 W8 は各種の設定を下手に隠そうとするので、ちょっとした設定を変更しようとすると、非常にやりにくいです。 W8にデスクトップが復活するようですし、W8が受け入れられなかったのはMSも認めたようです。

SSDも、結局3種類購入しました。 体感スピードの違いは分かりませんが、最初のは、インテル の 256Gb。 ツールの機能が高いです。 しかし、W7 以上ではSSDのメンテナンス機能はサポートされているので、特に必須ではないです。

次は、東芝 128Gb。 書き込みも速いと言う触れ込みだったので購入しました。 ミニタワーに入れましたが、ツールが皆無。 移行ツールもないので、リカバリデバイスを作って、工場出荷にもどして、そこからセットアップしました。 導入直後なら、これの方が、移行は速いです。

ノートブックのSSDは、Samsung 120Gb。 なにしろ安い。 7000円台で買えます。 付属の移行ツールは良く出来ていて、パーティションのサイズ変更とコピーが同時に出来ます。 従って、元のディスクのサイズより小さいSSDにも簡単に移行できます。 パーティションが2つ以上あっても、楽々移行完了。

一般的にノートブックは Core i5 の5万円クラスを買って、SSDに換装、メモリも8Gb にしたら通常のビジネス用途で本格ゲームをやらなければ、これで十分。 もっとも、ビデオを編集したりするなら、Core i7 が必要かもしれませんが、数値を見る限り、 i5 でも問題ないようです。

今月の読み物は「虹の翼」 文春文庫 吉村 昭 著。 ¥740。 同名の石原裕次郎主演の映画もあるようですが、まったく無関係。 宮崎駿もあったか、と思ったんですが、これは「紅の豚」。 ライト兄弟より先に飛行機を着想した二宮忠八の物語。 着想して、模型まで作ったのですが、その後は軍隊に入り、さらには製薬会社を設立したりしたので、物語の大半は、中国での戦争の話と、その後の製薬業界の話で、飛行機とは関係ないです。 当時の時代背景を知るには良いと思います。

京都府八幡市にある、飛行神社がなぜここにあるのか、やっと分かりました。 飛行神社を調べていて、饒速日命(にぎはやひのみこと)は古代の空の神といわれたのを、これも初めて知りました。 「天爾瑞宝十種」を奉じお供の神三十二柱を従えて天磐船という飛行船に乗って、河内国河上の哮峯に天降られたとのこと。

二宮忠八と言う人は、出来る人であったらしく、製薬会社を設立したり、新薬を自力で開発して、ライセンスを得るなど、飛行機の実現では遅れを取りましたが、もし当時資金があったら、世界初の飛行機が誕生したことでしょう。

明治の半ば、ライト兄弟が世界最初の飛行機を飛ばす十数年も前に独自の構想で航空機を考案した男が日本にいた。奇才二宮忠八のひたすら空にあこがれた波瀾の生涯

内容(「BOOK」データベースより) 人が空を飛ぶなど夢でしかなかった明治時代―ライト兄弟が世界最初の飛行機を飛ばす十数年も前に、独自の構想で航空機を考案した男が日本にいた。奇才・二宮忠八の、世界に先駆けた「飛行器」は夢を実現させるのか?ひたすら空に憧れた忠八の波瀾の生涯を、当時の社会情勢をたどりながら緻密に描いた傑作長編。

★★☆ 【興味のある人は読んでください】





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