▼K.Sato

▼K.Sato
その(3)
そして、この3ヶ月間の間に、まずアメリカに飛んでブッシュさんと膝詰め談判して、今後のイラク問題の収拾に、アメリカを助けて主導的な役割を果たす用意がある事をアメリカと全世界に向けて宣言します。
この時、日本はイラクの利権取得に野心は無く、あくまでもアメリカ世論のモンロー主義化阻止と世界の平和秩序維持が目的である事を明言する必要があります。さらに国連、英、仏、露、独及び関係国を歴訪して、根回しをしっかりした後( 中国へは、日本の外交的突出を喜ばないでしょうから、外相を派遣して事情説明に留める。)、自衛隊を含めた5万人規模の多国籍軍を編成します。この多国籍軍は、補給能力を備えた重量級の地上軍とします。主力としては展開するイラクと人種的にも近く、イスラム教徒の国でもあるバングラディシュ軍にお願いして、その他の有志国軍と自衛隊で構成し、費用一切と参加国への思い切った経済援助を日本が負担します。実際にイラクでの展開は、米英軍の指揮下に入り、すでに展開している米英軍、ポーランド軍等と連携して治安維持、独自のインフラ整備、復興支援に大きな役割を果たす事して、アメリカの負担を一部肩代わりします。
そんな金何処に有るの。? と言われそうですが、毎月( 年では有りません。)7千億~1兆円の貿易黒字で外貨を稼ぎ、世界最大の外貨準備を持つわが国に、今後イラクへの駐留経費増大に悩むアメリカから半強制的に資金提供を求められるのは目に見えています。
求められる前に、積極的に平和の代償としての国民支出、例えば時限的に消費税5%+等で調達して対応する事、そして派遣した自衛隊員に不幸にして犠牲者が出た場合でも、こうした努力を重ねた上であれば、国民の理解は得られるのではないでしょうか。

長々と無用な事を書いてしまいましたが、皆様 なんて暇な奴なんだと思われたかも知れませんね。(恥)
( 今回も字数が多すぎたので、3分割させて頂きました。)

ただ、こうして日頃 ニュースで見たり、考えたりした事を文章に纏めて、こうした掲示板に書き込んだりすると、結構 日頃のモヤモヤしたものが、解消されてスッキリする様な感じがします。
宜しかったら、皆様もお試しください。

皆様、季節の変わり目につき、体調不良等起こしません様にご自愛下さい。
(PC)
9/7 18:34

▼K.Sato

▼K.Sato
その(2)
仮に、サダム一族のシリア亡命とイラクの無血体制変革が実現していれば。副次的な要素として、英米の目的とする安定した政権が治安を維持できる体制を構築するにあたって、隣国(亡命先に居る)のサダム フセインの存在が、無言で寄与したかもしれません。言い換えれば 「 英米が手を引いてしまったら、怖いサダムが戻ってくるかもしれない。」 と言う事で、戦争を避けての短期間でのイラク体制安定化が実現していたように思います。
そして、利権の分配はその後にでもゆっくりと出来た筈です。

今、日本にとっても世界にとっても怖い事は、アメリカがこのイラクで躓いた結果、モンロー主義に陥ってしまう事ではないでしょうか。領土的野心を持つ事の無い、優秀な世界の警察官アメリカの退場は、ブレアーさんの英国でも、まして仏独露等が埋め得る訳も無く、世界の秩序維持は非力な国連という幻想にすがらざるを得なくなるのでしょう。
この事は、第二次世界大戦前夜の無力な国際連盟と英首相チェンバレン、仏首相ダラディエらの矮小な平和主義が悲惨な大戦争を抑止出来なかった歴史の教訓に学ぶべきと思います。

タラレバグチ論はこの位にして
イラク情勢に関連しては、わが日本国の状況も、大変に難しい事になって参りましたが、小泉さんはこの難局を、無事乗り越えられるかと懸念されます。
イラク特措法を成立させて、世界中 特にアメリカに対して、今回は自衛隊を派遣して、旗を見せ、汗もかくんだと大見得を切ってしまっています。にもかかわらず、現地の治安の悪化を理由に自衛隊派遣を先延ばし、逡巡していれば、金だけ出して何もしなかったと非難された湾岸戦争の時よりひどい事になりそうです。かといって現状で、自衛隊を派遣すれば、例えば駐屯地に自爆テロが突っ込んで、多くの死傷者が出てしまうような事態も考えられ、そんな事になれば小泉内閣といえども倒れる事態となるかもしれません。

どちらにしても難しい事態ですが、そこで私の無責任な提案です。
小泉さんは、総裁選が終わり次第( 多分、再選は間違いないでしょう。)総裁選で2位になった人に、副総理格で入閣してもらい、3ヶ月間内政をしっかり見てもらう事にします。

その(3)に続きます。
(PC)
9/7 18:34
[返信][排除]

▼K.Sato

▼K.Sato
その(1)
この数日、暑かったり冷んやりしたりの季節の変わり目ですが、皆様お変わりございませんでしょうか。

前回この掲示板に書き込んだ時は、梅雨明け云々と言っておりましたのに、はや 気の早い落ち葉が秋風に舞っているような此の頃です。
毎日バタバタと過ごしておりますせいか、はたまた 光陰矢のごとしと申しますか、なんとも日の経つのが早く感じられます。

今月の一言は、相変わらず興味深く拝読させていただいております。
DVD から 蚊の話、量子コンピュータへと、ここのマスターの豊富な薀蓄には驚かされます。

さて、最近のイラク情勢に関して私の心配な事
まもなく、アメリカの同時多発テロ事変( 敢えて、事変と呼びましょう。)から、2周年となりまして、また あの日の衝撃的な光景が世界中の人々の脳裏によみがえって参りますが、この事変に誘発されたイラク戦争がブッシュ大統領の終結宣言の後もますます難しい局面となって来るようでございます。
私の私見とお断りして申し上げれば、イラクに限らず、中東イスラム圏の国々に西欧的な民主的価値観を定着させる事は至難と言わざるを得ないように思います。極端な言い方をすれば、イラクのような国の統治を短期間で安定化させる事は、サダム フセインのような、反対者に対して虐殺や毒ガスの使用も躊躇しないような政権で可能であり、米 英軍でも難しい、まして非力な国連においておや と感じます。
今考えますと、イラク戦争開戦直前のシラクとシュレーダーの対応は非難されるべきで、猛省を促すべきと思います。
タラレバ論になってしまいますが、あの時は一致してフセイン政権に圧力をかけ続けて、サダム一族を 例えばヨルダンかレバノン、シリアあたりへ亡命させる事によって、無血の体制変革を実現できたはずで、ぎりぎりの所でサダム フセインに対し、米英対仏独露の対応不一致が体制存続の誤った希望をもたせてしまった結果と思います。

その(2)に続きます。
(PC)
9/7 18:33

▼K.Sato

▼K.Sato
昨日、やっと近畿地方も梅雨が明けたようですが、皆様お変わりございませんでしょうか。
今年は、京都も結構雨がよく降りました。私の住まいの近くを小畑川という川が流れていますが( 桂川の支流です。)見た事も無い程水位の上がった日もありました。
さて、世の中 景気が回復基調だとか、衆議院の解散 総選挙やら、政党の離合など、慌ただしくなって参りましたが、最近アメリカの方で一寸目を引く話題がありました様です。
キーワードは、次のアメリカ大統領選挙とインターネットという事で、ハワード・ディーンなる人物の事です。
今の所、アメリカでも知名度いまいちの様ですが、今年暮から来年にかけてクローズアップされるのでしょうか。
英語力いまいちの私などは、中々アメリカの最新情勢の微妙なニュアンスを掴み辛いような所が在りまして、出来ましたらこちらのマスターさんに近々、解説頂けたらと思いました。
今から、夏真っ盛りとなります。皆様夏ばてなどなさらない様、お気をつけ下さい。
イラク戦争の「衝撃と恐怖」作戦に付いては、また次回という事に致します。
(PC)
7/27 21:51

▼M.Ohta(浜松)

▼M.Ohta(浜松)
偶然通りかかりました。DVDの話は大変参考になりましたありがとうございます。
来月、京都へ行きます。仕事です。安倍晴明展覗いて見ます。
(PC)
7/19 9:18

Sato

その(1)
梅雨も峠を越えたかのようですが、雨模様の週末、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私も”今月の一言”をボチボチと読ませて頂いてきた者の一人ですが、この度 ここに掲示板を作って頂きましたので、早速”徒然なるままに心に浮かぶよしなし事”を、書き込ませて頂く事と致します。
初回という事で、以前から考えていた イラク戦争の「衝撃と恐怖」作戦に付いては、少し内容が硬すぎるようですので、今回はそれこそ”徒然なるままに”、脈絡の無い事を書き込ませて頂きます。

昨日の土曜日(7/12)から、京都文化博物館(烏丸御池の近く、三条高倉に在ります。 http://web.kyoto-inet.or.jp/org/bunpaku/index.html )で、”安倍晴明と陰陽道展”が開かれています。
安倍晴明( あべのせいめい 921~1005 )は、平安時代に陰陽寮という役所に勤めていた陰陽師で、平安時代に書かれた今昔物語集という説話集に登場します。
自在に式神(精霊と訳されています。)を操り、あやかしの京 平安京の闇深くに潜む魑魅魍魎と対決した、と有ります。
陰陽寮という役所は、法的には 養老律令にその設置が定められており、つい最近まで存在した大蔵省(現 財務省)等と同時に設立されました。
職務としては、相地(土地の吉凶を判断)、占筮(物事の吉凶を判断)、暦道、天文道、漏剋(時刻の管理) 等とされております。
これらは当時で言えば、おそらく 最新のテクノロジーとでも言うべきもので、今の感覚からすれば、さしずめ 科学技術庁といった所でしょうか。
少しでも、このような平安朝の おどろおどろ した世界に興味のある方は、一度 ”安倍晴明と陰陽道展 ” を覗いて見ましょう。
当時、晴明さまの屋敷が在ったと伝えられている場所、一条堀川 土御門小路に、 晴明神社が在ります。
博物館から少し足を伸ばして、お参りするのも一興かも知れません。最近、すぐ側に駐車場も出来たようで、車で行っても大丈夫です。
神社のお札所で、晴明桔梗といわれる紋章をかたどった、車貼付用の魔除けのワッペンが売ってます。(500円)
この晴明桔梗の形が、ユダヤ教のダビデの星に良く似ているように思うのですが、このダビデの星と晴明桔梗の関連について、何方かご存知の方がいらっしゃったら、ご教示ください。

その(2)に続きます。