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「今月のひとこと」の目次 毎月一回はその時々のトピックスをお送りしています。
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12月4日

TVの世界では、フルハイビジョンと言う様なハイスペックなものだけではなくて、ワンセグをPCで見るUSBチューナーが大流行という事です。 やはりモーバイルでTVを見たいと言うニーズは沢山あって、ケータイでワンセグを見るのも、その一部なんですが、TVの見えるケータイは高い。 また、バッテリがすぐなくなる。 画面が小さい。 と不満だらけ。 そこで出て来たのが、PCで見るワンセグ。 量販店では在庫切れが続出しているそうです。

裏だらけのソフトバンク想定外割よりはるかにゼロ円の、ケータイが売り出されています。 基本的には無線LAN端末で、それにSkypeを仕込んだもの。 ソニーも年末には端末を出荷するようです。 基本的にはSkype同士は無料。 その他の電話でも割安の電話より数分の1で通話が出来ます。 近い将来には、繁華街では無線LANによる通話がどこでも出来るようになるでしょう。 ハンバーガー大手とかが、店舗の付加価値の向上で無線LANを設置している所が多くて、ここなら、ほぼ完全無料の通話が可能になります。
ソフトバンクにはこう言うことをやって欲しかったのですが、既成の電話会社を買収したためか、はたまた電話の事業というのは、インフラの敷詰めが想定以上に必要なのか、この辺は良く分かりませんが、やる事が少し違うんではないかと思います。


固定電話の世界でも、IP電話化は着々と進んでいて、既に事務所で使うようなビジネスフォンのセットが売り出されています。 遠からず事務所の中の通常の固定電話に見えるものも、LAN端末のIP電話になっていることでしょう。 現時点でも15000円ぐらい、安いのだと1万円を切る値段で売り出されていて、LANケーブルで給電も行えば、LANケーブルだけで電話出来る様になります。
この10月から法律が改正になって解禁になったPLC(パワーライン通信)は、電灯線を使って高速の通信を行うものです。 まあ通信手段としては、無線もあるわけで、特に便利になるわけではありません。 むしろみんなが狙っているのは家電に組み込んで、ACを繋ぐだけで全ての家電が通信できるようになる、と言うようなものでしょう。 インターネットが始まったころに、コーヒーポットにもインターネ

今月の読み物は、「もしも月がなかったら―ありえたかもしれない地球への10の旅」ニール・F. カミンズ著, Neil F. Comins原著, 増田 まもる翻訳, 竹内 均監修 ¥2,310(税込)。
少し硬いし、最初の方の月が無かったらの所が少しうるさい。 少し読み飛ばして、地球が小さかったらとか、地軸がもっと傾いていたら、とかの方が面白いです。 仮定の話ばかりで、本当にこうなるのか実際はもっといろんなことが起きると思いますが、知的なパズルみたいな感覚で読むと面白い

もしも月がなかったら?…月のない地球は、自転速度が地球よりずっと速く、1日は8時間となる。強風が絶えず荒れ狂い、高山も存在せず、生命の進化も遅い。もしも月が地球にもっと近かったら?…月がもっと地球に近いところにあると、公転周期が短くなり、日食や月食がひんぱんに起こる。近い月は宇宙から降り注ぐ隕石から地球を守る絶好の盾となる。また潮の干満差が激しく、地震も頻発する。もしも地球の質量がもっと小さかったら?…地球が小さくなると、内部のマグマが減り、地殻が厚くなって大陸移動は起こりにくくなり、地震・火山活動の頻度が極端に小さくなる。酸素が少ないため、小型動物は生存しにくく、人類は肺を大きくするため、背を高くし胸を厚くするだろう…。その他、「地球の地軸が90度傾いていたら?」「太陽の質量がもっと大きかったら?」「地球の近くで恒星が爆発したら?」「恒星が太陽系のそばを通過したら?」「ブラックホールが地球を通り抜けたら?」「可視光線以外の電滋波が見えたら?」「オゾン層が破壊されたら?」まで、さまざまな「ありえたかもしれない地球」への旅をたどるシミュレーション・ロマン。 「BOOK」データベースより